歯科の「おすすめ」はAIにどう答えられるか。東京・世田谷区で50問を測った結果

2026年10月26日。計測日は 2026-10-24。医院名・サイト名は伏せています。

この記事でわかること

  • 対象の歯科は、50問のうち 12問 で名前が挙がった(Claude 10問、Gemini 6問)〈実測〉
  • 同じ地域の近隣3院は、それぞれ 15問・18問・19問 で名前が挙がった〈実測〉
  • 質問の種類によって、名前が挙がる回数が大きく違った

どう測ったか

東京都世田谷区(三軒茶屋・駒沢大学周辺)の歯科(インプラント)を対象に、お客がAIに聞きそうな質問を50本作りました。質問は、おすすめ・比較・料金・近く・評判・初めて・条件・悩みの8種類です。事業者名は質問に入れていません。

各質問を、Claude(Web検索ツール)と Gemini(Google検索連動)に 1回ずつ 投げ、回答本文に医院名が出るかを機械的に判定しました。API 経由の計測で、一般の画面での表示とは異なる場合があります。

結果:質問の種類別

質問の種類名前が挙がった質問数/問数
条件1/9
悩み3/9
おすすめ3/6
比較1/6
料金1/6
近く0/5
初めて2/5
評判1/4

数字は、2つのAIのどちらかで名前が挙がった質問の数です。1つの質問で両方に挙がっても1問と数えています。

AIが根拠にしていたサイト

回答の根拠として引用されたサイトのうち、歯科の検索・予約・口コミ系のポータルは、次の質問数で引用されていました。対象の歯科の公式サイトは、これらのポータルとは別のドメインです。

ポータルのドメイン引用された質問数(/50)
implant.ac29
medicaldoc.jp26
haisha-yoyaku.jp27
caloo.jp26

対象の歯科の公式サイトが引用元に載った質問は、Claude で 13問、Gemini で 8問でした。

観察されたこと(原因の断定はしません)

  • 名前が挙がった質問の数は、対象の歯科より近隣の3院のほうが多かった。
  • どちらのAIでも、回答の根拠にポータル系のサイトが多く使われていた。
  • この結果だけでは、サイトの書き方・ポータルへの掲載・口コミのどれが効いているのかは分からない。

この計測の限界

  • 1つの地域・1つの業種・各質問1回ずつの計測です。同じ質問でも回答は日々変わります。
  • 計測したのは Claude と Gemini の検索連動だけです。ChatGPT・Perplexity・Google AI Overviews は計測していません。
  • 医院名が出たかの判定は機械的で、表記が大きく違う場合は拾えません。

自分のサイトで確かめるには

  1. お客が聞きそうな質問を10本書き出す(地域名・症状・条件を入れる)
  2. AIの検索機能つきの画面に、1本ずつ入れて、自社の名前が出るかと、引用元に何が並ぶかを記録する
  3. 無料の簡易診断(登録不要)で、サイトの構造が整っているかを点検する

50本×2つのAIの実測と、引用元の一覧、改善案を代行する有料のレポートはこちらです。成果(順位や売上)を保証するものではありません。

よくある質問

この結果から、AIに出る方法は分かりますか?
分かりません。1つの地域・1つの業種を、各質問1回ずつ測っただけです。原因の断定はせず、何が観察されたかだけを書いています。
ChatGPT では測っていますか?
測っていません。計測したのは Claude(Web検索ツール)と Gemini(Google検索連動)の2つだけです。
自分のサイトを無料で点検できますか?
できます。無料の簡易診断(登録不要)が、サイトの構造を14項目で点検します。ただし他社AIの実際の回答までは測りません。

調査と下書きは AI(Anthropic 社の Claude)が行い、人が確認しています。この記事の数字は 2026-10-24 の計測値です。